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トリガーポイントとは

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トリガーポイントについて

トリガーポイントとは何か

トリガーポイントとはトリガー=引き金という意味で痛みの引き金になるしこりの事です。

このしこりが発生源となり痛みやしびれが離れた場所にも広がります。

この広がりを関連痛と呼びトリガーポイントが発生する場所によっては発汗・めまい・疲労感・冷え・むくみ、などの自律神経症状を引き起こす場合もあります。

この様にトリガーポイントを起点とし様々な症状がおこることを筋筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ぶのです。

しこりと聞くと筋肉を思い浮かべますが、トリガーポイントは筋肉自体だけでなく、筋肉と骨の接合部・隣接する筋肉間などのほか靭帯・腱などにも発生します。

これらの筋肉以外の部位にトリガーポイントが発生するのは実は筋肉よりも結合組織である筋膜に原因があることが多いからです。筋膜がトリガーポイントによって「厚く」て「硬く」、「滑りが悪くなる」ことによって、関節の可動を制限したり、様々なお身体の不調につながります。筋膜は筋肉だけでなく骨・関節・内臓などすべてを包み込み連結している膜であるため身体のどの部分にトリガーポイントが発生しても不思議では無いということになります。

なぜトリガーポイントができるのか

トリガーポイントができる主な要因①

 

  • 不動⇒長時間同じ姿勢でいること(デスクワークや長距離ドライバーなど)
  • 酷使⇒筋肉をつかいすぎること(お仕事以外でもスポーツ、趣味などで同じ動きを繰り返えし、同じ筋肉に断続的に負荷がかかるなど)

人の筋繊維は筋肉の持続的な緊張(不動)や急激な運動、繰り返しの動作(酷使)や、日常生活の動作などのストレスにより微小損傷します。微小損傷を受けた筋繊維は収縮して筋肉痛の症状が現れますが、通常は数日で回復します。

しかし回復するまでの間にさらなる過負荷やストレス、または過剰なマッサージなどが悪影響を及ぼし筋収縮を持続させてしまう事があるのです。この状態が続くと、やがて筋肉は固まることとなりトリガーポイントができます。

トリガーポイントができる主な要因②
  • 筋膜の伸張性の低下
筋膜とは筋肉だけでなく内臓や骨などすべてを覆い、全身をつないでいる膜
筋膜は二つのたんぱく質、コラーゲンとエラスチンが網目状に規則正しく絡み合う形状で伸縮性があり水分質に満たされています。

このことで筋肉も滑らかな運動ができるのです。

しかし筋膜はケガ・炎症・過度の使用・不良姿勢などのストレスにより網目構造が不規則に変化(ヨジレやシワなど)し水分質も失われ伸張性が失われます。

そして筋膜に包まれた筋肉も硬くなりトリガーポイントが発生しやすい環境となります。

また伸縮性を失った筋膜は全身に繋がっているため、次の筋膜へと影響をあたえます。洋服のセーターなどの端を指で摘み引っ張れば、引っ張ったところを起点にしわができる状態を思い浮かべて頂ければ、何となくわかると思います。この様に筋膜が引っ張られる事で他の場所の筋筋膜にも影響が及びトリガーポイントも発生し痛みが広がるのです。

トリガーポイントがおこす様々な症状

①肩こりや腰痛、手や足のしびれ等の慢性症状

  • 頭部の症状
    • 頭痛
    • 歯痛
    • 顎の痛み
  • 肩・首の症状
    • 肩こり
    • 首こり
    • 四十肩・五十肩
  • 腕~手の症状
    • 腕・手のしびれ
    • 肘の痛み(ゴルフ肘/野球肘/テニス肘)
    • 手首の痛み・腱鞘炎
  • 胸~腰の症状
    • 胸の痛み
    • 背中の痛み
    • 腰痛
  • 臀部~股関節の症状
    • 臀部の痛み
    • 股関節の痛み
    • 臀部のしびれ
  • 脚~足の症状
    • 脚・足のしびれ
    • 膝の痛み
    • ふくらはぎ・脛の痛み
    • 足首の痛み

②ぎっくり腰・寝違えなどの急性な症状

人の身体にはトリガーポイントは複数存在しますが、普段は痛みを発生しない潜在性トリガーポイントと痛みを今現在、発している活動性トリガーポイントがあります。

ぎっくり腰や寝違え、脚がつるなど、場合によっては動けなくなったりするほどの痛みを感じる急性の症状も、一般的な腰痛、首こり、脚の痛みなどと原因は同じ、筋膜等にできたトリガーポイントによるもので、緊張やストレスにより過敏性が増したときに眠っていたものが頭を出し急性の痛みとなるのです。

③神経痛は本当は『神経』痛ではない

病院で「〇〇神経痛」と診断される症状があります。
四十肩・五十肩と同じで、症状についての明確な定義はなく、痛みやしびれのある範囲から

  • 三叉神経痛
  • 肋間神経痛
  • 座骨神経痛

などと言われてしまうのですが、これもほとんどの場合、トリガーポイントによる関連痛による症状です。

下の図は「小殿筋」の部位にできたトリガーポイントが起こす関連痛パターンですが、
この様な症状は医療機関に行けば脊柱管狭窄症やヘルニアなどからくる坐骨神経痛と診断されます。

また検査に異常がなければ原因がわからない、単に坐骨神経痛と言われることが殆どです。

しかし、図の症状はそれらの神経障害などが原因ではなく、右お尻の外側部分にある×の部分のところ、トリガーポイントが原因です。今まで接してきた患者さんの中にも、

「この図が私の症状と同じだから、ここで治るかもと思ってきました!」

とチラシを握って来られる方が多くおられました。

それだけ、「誤診」と言えるような症例が多いということです。

さらに、「〇〇神経痛」という名称ではありませんが、同じく神経の圧迫や炎症により症状が出るとされいてる以下の疾患についても、

症状の原因は神経の圧迫や炎症ではなく、筋膜等にできたトリガーポイント

である可能性が高いです。

筋膜等にできたトリガーポイントが症状を生じさせている可能性が高い疾患例

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 脊椎分離症
  • 脊椎すべり症
  • 胸郭出口症候群
  • 手根管症候群
  • 足根管症候群

痛み・しびれの約9割はトリガーポイントが原因といわれています。その場合、手術では改善はされません。

一度筋肉・筋膜の視点からお身体を調べてみられるべきです

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