改善事例・肩の痛み
首・肩の痛み(女性・Tさん・柏市在住)
首や肩の痛みが辛く来院されたTさん。
病院では頸椎症と診断され手術をすすめられたとのこと、
3年前位から左の肩や首が痛くなり、だんだん痛みが強くなってきたのと、右側も痛くなってしまって病院で診てもらったら頸椎症と言われて手術しないと治らないと言われました。
患者Tさん
できれば手術はしたくないというTさん、詳しく問診させていただきました。
- 7年位前から腰も痛い
- 右手首の骨折
- 足先やふくらはぎがつりやすい(子供の頃から)
次にお身体を動かしていただきます。
- 首を前に倒すとしびれ+
- 首を後ろへ倒すと痛み+
- 左に回旋で痛み++可動の制限++
- 腰を左に回旋で痛み+
首を左にふり返ると痛みが出るのと、ふり返りにくさが強いご様子でした。
初回の施術で左首の痛みと可動に改善がありました。
その後、初回のポイントをベースにしての調整でお身体に変化が出てきます。
だんだん左肩が楽になってきています。その代わり右の首が気になってきて。
あと左の足の甲がつりやすいのと、左の臀部が痛くなってきました。
患者Tさん
その後、右首のポイントと左足のポイントの筋筋膜反射リリースで更に一段階変化がでます。
主に足裏のポイントと右の首を結びます
この後から、腰の痛みも軽くなり左肩の痛みも改善してきていたので、1週間おきの来院から、2週間おき、3週間と間隔を空けて来ていただきました。
3週間経ちますが痛みはいかがでしょうか。
itamicare
以前より肩の痛みが気にならなくなってきています。
動かすと少し痛みが出ますが手術はもう考えてないです。
患者Tさん
だんだんと筋膜のつながりが調整できてきているTさん。動かすとまだ痛みが少し出ていましたので残っている箇所を調整していきます。
赤丸●は動かして痛みが出る所
青丸●は触ると硬く痛みも出るトリガーポイントです。
Tさんはらせん系の筋膜のつながりによってトリガーポイントができやすいと考えます
初回で1番痛みが強かった左の肩は、そこだけの筋膜の問題ではなく、子供の頃から感じていた足のつりやすさ、また肩よりも先に痛みが出ていた腰の痛み、それらの筋膜の不具合の絡み合いから生じた左肩の痛みであったと思われます。
itamicare
頸椎症とは
頚は、頚椎と呼ばれる7つの骨により構成されています。
頚椎の加齢による椎間板の変性(老化現象)や靭帯が厚く硬くなることなどにより、頚部の痛みなどの症状が発現したものを総称して、頚椎症と呼んでいます。
神経根や脊髄が圧迫され、頚や肩甲骨付近の痛みや、頚肩から腕や手にかけて痛みやしびれを生じることもあります。障害される部位により、頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症と呼ばれます。また両者を合併することもあります。
Tさんは初めから「手術はしたくない」と仰っていましたので、筋膜の調整により肩の痛みが軽減され、ご希望に沿う事ができました。
今後はより不調が出づらい状態になるよう、月に1度のメンテナンスにご利用いただく形となりました。
頸椎症と診断されたり、椎間板や脊柱管の変性だからと痛みをあきらめてはいないでしょうか。
その症状は筋・筋膜のつながりの調整で改善へ導きます。
手術をお考えになる前に1度当院にご相談ください。