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改善事例・ふくらはぎの痛み~数分おきに襲ってくる激痛

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ふくらはぎの痛み(女性・Tさん・柏市在住)

昨年の9月から突然ふくらはぎが痛くなってしまい、今年になり来院されたTさん。

痛みの原因が解らずに色々な検査を受けたそうです。

昨年の9月から足がとても痛くなってしまって、原因が解らなくてとても不安で検査も色々受けました。

患者Tさん

血管外科の検査では、左足の付け根の血管に異常があるからと、血流が悪くなっているのが原因かもしれないとの事で、昨年の12月中頃には静脈瘤のカテーテル手術もしました。

患者Tさん

でも、手術の後も痛みは変わらずで・・・。原因は下肢静脈瘤では無かった様です。

患者Tさん

Tさんの痛みは1点のポイントがとても痛くなる症状とのこと。

痛くない時もあるが、一度痛くなってしまうと7~8分位の感覚で激痛の波がくるので、なんのタイミングで痛くなるのかが恐怖だったとの事です。

 

足の痛みが始まる前には、何かありませんでしたか?

itamicare

去年の4月頃に、左の足首の捻挫をして、その時はけっこう痛かったので足首をかばって変な歩き方になったと思います。

患者Tさん

 

その他にも、今までのお身体の状態を詳しくお伺いしていくと、

  • 頸椎症と診断された事があり上が向きにくいのと、右腕のしびれがあった(2年前位)
  • 小学生の頃、鼻中隔の手術をした(5~6年前から呼吸が苦しく無いように常に横向きで寝ている)

Tさんへの施術内容

触診では赤丸で囲む範囲の痛みがとても強く出ていました。

全体の触診をしていくと、左足の他に右肩・腕に強い痛みを出すトリガーポイントが確認でき、両方を筋・筋膜反射リリースで緩めていきます。

初回の施術で、いらした時に感じていた足の痛みが解消されたご様子でしたので、次回まで様子をみていただく事にしました。呼吸が楽なため左上の横向きばかりで就寝している、という姿勢をやめていただき、バランス良く寝返りしていただける様にお願いしました。

2回目の施術内容

1週間後

 

あれから、ふくらはぎの張りは時々ありましたが痛みに発展することはありませんでした。それが一昨日の朝から中程度の痛みが発生して、7〜15分くらいの間隔で痛みがきます。ただ、うずくまる様なMAXの強い痛みにはなりませんでした。MAXを10としたら、5たまに7レベルです。今は3,4レベルの痛みがあります。あと寝るときの姿勢も変えています。

患者Tさん

2回目の施術で前回のトリガーポイント以外のポイントが見つかります

外方・内方のつながりで筋膜を調整していきます。

施術後には、3・4レベルでした痛みが解消されたので、また様子をみていただく事にしました。

3回目の施術の内容

1週間後

その後、痛みの様子はいかがでしょうか?

itamicare

ふくらはぎを触ってみて少しハリ感がある位で、昨日の夜までは大丈夫でした。夜中に強めのハリがきて、今朝も何度かハリ感が強~弱という感じであります。痛みで言ったら1レベルです。寝返りもうてています。

患者Tさん

 

3回目の施術で調整したポイントです

残っていた、前回は触っていないポイントを調整すると、施術後にはハリ感・1レベル出ていたという痛みも解消されました。だんだん改善しているのはTさんも感じていましたので、無理のない程度の軽い運動もおすすめしました。

Tさんの痛みの原因とは

 

昨年の9月頃から急に発生したという激しい痛み、その原因は筋膜にあったという事です。

子供の頃に鼻中隔の手術をされたTさん。そして5~6年前から呼吸が苦しく無いよう、左上の側臥位で就寝していました。その体勢が今回の痛みの原因と思われます。

左上の側臥位とはこんなスタイルです。そうすると赤い印の辺りの筋膜が伸ばされて緊張します。そして下になっている右の首や体幹の内方の筋膜に影響を及ぼし、2年前位の頸椎症と言われた症状が起きたと考えます。Tさんは常にこの体勢で寝ていて、左の腰・足に違和感を感じてからは枕を左足の下に置き、なるべく寝返りを打たないようにしていたそうです。

そして緊張していた左足の足首を捻挫してしまいます。足首の捻挫をきっかけに腓骨筋のトリガーポイントが活性化してしまったと考えます。

腓骨筋のトリガーポイントとは捻挫の後にできやすい筋肉のしこりです。

3回目の施術の後のご様子を2週間後に伺うと、その後痛みが出る事は無く、軽くハルことがある程度との事。

6,7千歩は歩いたり、室内での運動を294日ぶりに始められたそうです(ゲームなのではっきりと日数が解るとのこと)だいたい捻挫した後からやって無かった計算になるそうです。

 

うずくまる程の激痛が数分おきに起きたら、誰でも驚き病院に駆け込むと思いますが、そんな痛みも筋膜の調整で解消されました改善事例となります。

こちらはTさんからいただいたメールの一部抜粋です。

 

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