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改善事例・股関節の痛み

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股関節の痛み(女性・Hさん・柏市在住)

股関節に痛みが出てしまうHさん。
きっかけはトレーニングかも、とのお話でした。

股関節が・・、開こうとすると左が痛くて、右とは全然違うんです。

患者Hさん

いつ頃からか詳しく伺うと

トレーニングをしていて、今もやってますが当時はトレーナーについてもらい、今よりずっと激しく鍛えてました。以前から、左の股関節は右に比べて硬くて、だからしっかり伸ばされたりしました。

患者Hさん

こんな感じで、左を強くストレッチを受けたことがあり、そこからは痛かったのでトレーナーにも伝え同じストレッチは受けていないとのこと。

そしてお身体を詳しく触診していくと、Hさんはとても多くのトリガーポイントがありました。

痛みの原因となるトリガーポイント

×はトリガーポイントを表します。黒と白の×に違いはありません。赤色の網掛け部分は、トリガーポイントによって引き起こされた痛み【関連痛】です。

これは【腸腰筋】【内転筋】【恥骨筋】にできるトリガーポイントです。

Hさんにおこなった施術の詳細

 

初回は内方などのつながりを中心にして、赤丸●は開くと痛みのスイッチが入るポイント。

オレンジの枠の中に【腸腰筋】【内転筋】【恥骨筋】などのトリガーポイント(TP)が多くみられ、それらは青丸●の胸骨周りのTPと反射があり筋筋膜反射リリースをおこないます。

割と、どこを触っても痛いHさん。お身体全体の過敏性があり、オレンジの枠以外にも緊張している所をみて筋筋膜反射リリースをおこないました。

初回の施術で多くのトリガーポイントの過敏性が落ち着いた様子がみられました。

Hさんは日々のトレーニングをされています。

その後も腕のだるさが出たり、股関節を開くと膝に痛みが出るなど細かい情報をいただき、オレンジの枠中のポイントと関連性を考え施術をおこないます。

最近の股関節の痛みはいかがでしょうか

itamicare

 

だいぶ痛みが無くなってきて、だんだん身体の調子が良くなってます。

患者Hさん

 

Hさんはこれまでストイックにお身体に向き合っていらっしゃたご様子で、その分蓄積してきたお身体の負担がみられます。不調が出づらい状態までもう一息。

 

最近は肩に負荷をかけるトレーニングをしていると、腕を痛めそうな感じがしてあまりできないのと左の首に回りにくさがあります。

患者Hさん

触診していくとこの様な硬さが有り

赤丸●のトリガーポイントと右の下肢の内側・青丸●のポイントで筋筋膜反射リリースをおこないました。

右の太腿の硬さと、左の首の硬さが減ると、触っていないオレンジのポイント開くと痛みが出る股関節の痛みが減っていきます。

トレーニングによって、活性化してしまうトリガーポイントがあるようでした。

スポーツによる怪我ついて

 

  • スポーツ外傷:一度の大きな外力によって発症
  • スポーツ障害:オーバーユース(使いすぎ)や 持続的な負荷によって発症

Hさんはトレーニング中に、スポーツ外傷:一度の大きな外力によって発症がおきたと思われます。

スポーツ分野では最大収縮、全可動域の関節運動を強いられることが多いため、潜在性トリガーポイントが刺激され、いわゆる「運動痛」が発生します。

スポーツ外傷の種類としては脱臼 • 骨折 • 捻挫 • 靭帯損傷 • 肉離れ などがあり、

スポーツ障害の予防 としては、自分の体をよく知る • やりすぎない • 痛みを感じたら続けない

ストレッチやメンテナンスなどが必要と考えます。

 

Hさんはとてもまじめで頑張り屋さんな方で、1度テニスボールでの臀部のセルフケアを紹介したところ、しっかりとやってくださっていました。

きっと何事にもそうされるので、トレーニングも頑張りすぎた面があったのかもしれません。

トリガーポイントができる主な要因の一つとして、不動と酷使があります。

  • 不動⇒長時間同じ姿勢でいること(デスクワークや長距離ドライバーなど)
  • 酷使⇒筋肉をつかいすぎること(お仕事以外でもスポーツ、趣味などで同じ動きを繰り返えし、同じ筋肉に断続的に負荷がかかるなど)詳しくはトリガーポイントとはへ

スポーツ障害はトリガーポイントができることで起こりえますし、筋膜のつながりを介し一か所のダメージからやがて新たなダメージを次々と連鎖的に生じさせてしまうのです。

Hさんの場合、酷使により活性化した、トリガーポイントによるお身体の不調なのですが、不活性化すると痛みが減っていき、同時に筋膜が調整される事でだんだんとお身体全体が楽になるご様子です。

今後もトレーニングの継続をしていきたいと仰るHさん。

スポーツ障害の予防なども考慮しつつ、更に美しくBODYMAKEを続けていただきたいと思っています。

 

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